パガニーニの影響を受けた音楽家




パガニーニに影響を受けた人
パガニーニを描写した言葉
パガニーニに影響を受けて作られた曲up




『ヴァイオリンが変わっても彼の超絶技巧は減らない』
by ショパン三世




パガニーニに影響を受けた人♪
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♪フランツ・リストはウィーンでパガニーニの演奏を初めて聴いた時、その神業的なヴァイオリン演奏妙技に衝撃を受け、“ピアノのパガニーニ”になることを目指した。その後、一日の半分を練習室ですごしひきこもるようになる。毎日ピアノの猛特訓に明け暮れ、超絶技巧の世界にのめり込んでいったリストは、やがて≪パガニーニのラカンパネラの主題による華麗なる大幻想曲op.2≫を作曲した。

♪シューベルトは、パガニーニの高額なチケットを買うために、愛読していた本や大切な家具などを売った。 貧乏絶頂期のシューベルトはそこまでしてパガニーニの演奏を聴きたかったのである。 パガニーニの超絶技巧を見終わった彼は『こんな桁違いの天才は、もう二度と現れない!』と叫んだ。 1828年3月29日のウィーンでの出来事。 ちなみに演奏されたのは【ヴァイオリン協奏曲第2番 ロ短調 op.7 ラ・カンパネラ】である。 後に彼は「アダージョに天使の声を聴いた…」とつぶやいた。

♪ローベルト・シューマンは、将来法律家になるか音楽家になるかで迷っていたが、パガニーニの演奏を聴いて音楽の道を選んだ。 それは1828年ウィーンでの出来事。パガニーニは3月29日から8月まで10回の演奏会を開き、一大センセーションを巻き起こした。 まさにあの有名な「パガニーニ・フィーバー」である。高額のチケットなど関係なく、シューマンは10回すべての演奏会に皆勤。

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パガニーニを描写した言葉♪
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■フランツ・リスト:
『私は“ピアノのパガニーニ”になる』
/ウィーンでパガニーニの演奏を初めて聴いた若き日の青年リストは、 その神業的なヴァイオリン演奏妙技に衝撃を受け思わず、ひと目もはばからずにそう叫んだという。 その後、一日の半分を練習室ですごしひきこもるようになる。 毎日ピアノの猛特訓に明け暮れ超絶技巧の世界にのめり込んでいったリストは、 やがて≪パガニーニのラカンパネラの主題による華麗なる大幻想曲op.2≫を作曲した。

■フランツ・シューベルト:
『こんな桁違いの天才は、もう二度と現れないだろう!』
/パガニーニの超絶技巧を見終わったシューベルトがこう叫んだと伝えられている。 それは1828年3月29日のウィーンでの出来事であった。 ちなみにその時演奏された作品は「ラカンパネラ」の原曲、【ヴァイオリン協奏曲第2番 ロ短調 op.7】である。

■ロベルト・シューマン:
『若いイタリア人作曲家の中でも最高水準』
/彼(=パガニーニ)の作曲した≪カプリース第2番≫の主題だけでも、芸術家としての地位はゆるぎないものだと悟った。

■ヨハネス・ブラームス:
『ヴァイオリン作品としては当然のこと、音楽作品としても偉大な才能』
/パガニーニのカプリースを聴いて、こう述べた。

■ベルリオーズ:
『ひとりの男がホールで私を待っていた。鋭い目、長い髪、人間離れした顔の男…かつて目にしたことのない、一目見るだけで心をおののかせた、モノに憑かれた天才…、、、それがパガニーニだった』
/オペラ作曲で有名なベルリオーズが、親友でもあったパガニーニとの出会いをこのように語った。

■フランツ・シューベルト:
『わたしは、彼のアダージョに天使の声を聴いたよ…』
/ パガニーニのみごとな演奏を聴き終えたシューベルトが、感激と感嘆とともに吐いたセリフ。 金銭に関して後先考えず無頓着な彼は、その時のパガニーニの高額なチケットを買うために、自分の家財道具をなんの迷いもなく売り払ったという。 しかも自分の分だけでなくその金で友人の分まで買い与えたというから、「彼の暴走っぷり」はすさまじいものがある。 しかし一方で、パガニーニの派手な超絶技巧に対してではなく、あくまで“アダージョ”の音色の美しさに感動していることから、 このセリフからシューベルトの「鋭い感性」の一面をうかがうこともできる。

■当時のウィーンの新聞記事:
『この“ヴァイオリンの魔人”のように、会場内をすばらしい感動で包む芸術家は前代未聞である』

■ピエール・バイロ(フランスのヴァイオリニスト兼作曲家):
『驚異的!信じがたい!』

■ロドルフ・クロイツェル(フランスのヴァイオリニスト):
『難しいパッセージを「二重音」や「フラジオレット奏法」で以っていとも簡単に弾くので、私は大いに驚き、まるで悪魔の幻影でも見ているかのように錯覚した』

■アントン・ジリオ・バリッリ(↓パガニーニ出生の地への碑文):
『彼の過酷な冒険は、かくも粗末な場所から始まった。1782年10月27日、ニコロ・パガニーニはジェノヴァに華を添え、現世を喜ばせるために生を受けた。』

■ワイマールのホテル「リーゼン」のオーナー:
『もしも森の中で彼に出くわしたならば、私はきっと即座に逃げ出してしまうことでしょう』

■フランチェスコ・ベナッティ:
『どうしてそうなったのか本人ですら言葉にして示すのは困難だったろう。』
/1851年5月、本の中で“パガニーニの進歩があまりに早いこと”をそう語っている。



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パガニーニに影響を受けて作られた曲♪
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更新2006/10/19:組曲【謝肉祭】op.9「パガニーニ」を追加しました。

タイトルをクリックすると聴けるものもあります。それはすべて私が作ったMIDIです。
載せてある動画はYouTubeですが、海外サイトなのでスパイ・ウェアに注意してください。
以下の表の情報に、なにか間違いを見つけましたら報告ください。真偽を確かめた上で修正致します。
midiはわたくしショパン三世の手作りです。「楽譜」と「暇」を見つけたら、追加してゆく予定。

中野二郎さんの作品について誤った記述がありましたので修正いたしました。
×パガニーニの主題によるOp.43→○パガニーニの主題による30の変奏曲
×マリンバ&ピアノ→○ギター独奏

メールにて報告してくださった方、ありがとうございました(´∀` )
パガーニーニを愛する作曲者さまに、たいへん失礼致しました。
今後は気をつけますので今後ともよろしくお願いいたします。

♪♪♪―利用規約―♪♪♪

ここにあるmidiは管理人・ショパン三世が製作したものです。
すべてFree(無料)ですが、著作権は放棄しておりません。

自分のホームページで使いたい人は、
サイト名とアドレスを記入の上、メール下さい。

なお、
管理人のmidi製作はまだ日が浅く、初心者です。
音の強弱の変え方がわかりませんので、ご了承下さい。
音に間違いなど発見しましたなら
こちらからご連絡ください。

MIDI製作者/ショパン三世
タイトル楽器作曲者
■悪魔的奇想曲
〜パガニーニをたたえて〜op.85op.85b
ギター(op.85)
ギター&管弦楽(op.85b)
マリオ・カステルヌオーヴォ=テデスコ
■ア・パガニーニヴァイオリンアルフレット・シュニトケ
■「鐘」による行進曲とロンドピアノアンリ・エルツ
■カプリース変奏曲ヴァイオリンジョージ・ロックバーグ
■喜歌劇「パガニーニ」声&管弦楽フランツ・レハール
組曲【謝肉祭】op.9 「パガニーニ」 New!!
└→動画YouTube/謎の演奏者
※「パガニーニ」は謝肉祭op.9の第16番と第17番の間に入る間奏曲
ピアノロベルト・シューマン
■パgani蟹 Paganinissimoコントラバス川島素晴
■パgani鐘ヴァイオリン&打楽器川島素晴
■パガニーニの回想ピアノヨハン・バプティスト・クラーマー
■パガニーニアーナヴァイオリンナタン・ミルシテイン
■パガニーニアーナ管弦楽アルフレード・カゼッラ
■パガニーニアーナアコーディオンハンセ・ブレーメ
■パガニーニによせて一言ヴァイオリン&ピアノジョアッキーノ・アントニオ・ロッシーニ
■パガニーニによる超絶技巧練習曲S.140
第1番 トレモロ ト短調 S.140-1
第2番 オクターヴ 変ホ長調 S.140-2
第3番 ラ・カンパネラ 変イ短調 S.140-3
├● 第4番 アルペジオ ホ長調 S.140-4
第5番 La chasse ホ長調 S.140-5
└● 第6番 主題と変奏 イ短調 S.140-6
ピアノフランツ・リスト
■パガニーニによる大練習曲S.141
├● 第1番 トレモロ ト短調 S.141-1
├● 第2番 オクターヴ 変ホ長調 S.141-2
第3番 ラ・カンパネラ 嬰ト短調 S.141-3
│└→動画YouTube/キーシン
第4番 アルペジオ ホ長調 S.141-4
├● 第5番 La chasse ホ長調 S.141-5
└● 第6番 主題と変奏 イ短調 S.141-6
  └→動画YouTube/謎のピアニスト
ピアノフランツ・リスト
■パガニーニの「鐘」による華麗なる大幻想曲S.420ピアノフランツ・リスト
■パガニーニの奇想曲集によるカノン風ソナチネピアノルイージ・ダルラピッコラ
■パガニーニの奇想曲集による6つの練習曲op.3ピアノロベルト・シューマン
■パガニーニの奇想曲集による6つの演奏会用練習曲op.10ピアノロベルト・シューマン
■パガニーニの奇想曲集による24のピアノ伴奏ピアノ&ヴァイオリンロベルト・シューマン
■パガニーニの奇想曲集による24のピアノ伴奏ピアノ&ヴァイオリンフリッツ・クライスラー
■パガニーニの奇想曲集による24のピアノ伴奏ピアノ&ヴァイオリンレオポルド・アウアー
■パガニーニの奇想曲集による24のピアノ伴奏ピアノ&ヴァイオリンカロル・シマノフスキ
■パガニーニの最後のワルツピアノアンリ・エルツ
■パガニーニの主題による30の変奏曲ギター中野二郎
■パガニーニの主題による狂詩曲 イ短調op.43ピアノ&オケセルゲイ・ラフマニノフ
■パガニーニの主題による狂詩曲(※同上の編曲)ピアノ&ヴァイオリンフリッツ・クライスラー
■パガニーニの主題による幻想変奏曲吹奏楽ジェームズ・バーンズ
■パガニーニの主題による変奏曲 イ短調op.35
「精巧な指のためのピアノ練習曲」
├→動画YouTube/エレーナ
└→動画YouTube/デミトリー・スゴウラス
テーマ
第1変奏
第2変奏
第3変奏
ピアノヨハネス・ブラームス
■パガニーニの主題による変奏曲
└→動画YouTube/ゲン&マコ
2台ピアノ
後にピアノ&オケ編
ヴィトルト・ルトスワフスキ
■パガニーニの主題による変奏曲
└→動画YouTube/ファジル・サイ
ピアノファジル・サイ
■パガニーニの主題による変奏曲(※同上の編曲)2台ピアノ&打楽器マルタ・プタサズィンスカ
■パガニーニの主題による変奏曲op.26管弦楽ボリス・ブラッハー
■パガニーニの主題による変奏曲ピアノアレクサンドル・ローゼンブラート
■パガニーニのロンドピアノアンリ・エルツ
■パガニーニ・パーソナルマリンバ&ピアノ一柳慧
■パガニーニ風の序奏と奇想曲ピアノフルッチョ・ブゾーニ
■パガニーニ風の珠玉ピアノイグナーツ・モシェレス
■パガニーニ風のワルツop.11ピアノヨハン・シュトラウス1世
■ピアノのための華麗なるロンド「鐘」ピアノフリードリヒ・クーラウ
■ピアノのための幻想曲ピアノヨハン・ネポムク・フンメル
変奏曲「パガニーニの思い出」 イ長調
└→動画YouTube/サンドロ・ルッソ
ピアノフレデリク・ショパン
■変奏曲「パガニーニの思い出」(※同上の編曲)ヴァイオリン&ピアノルジエッロ・リッチ
■3つの歌曲『メタモルフォーズ』より第三曲
〜「パガニーニ」〜FP.121
声&ピアノフランシス・プーランク

※まさか知らない人はいないと思いますが…、、タイトルに“パガニーニの主題による”が頭に付くだけで、
それはパガニーニの作曲した『ヴァイオリン奇想曲op.1』の第24番を基に作られていることになります。
パガニーニカプリースの第24番がパガニーニの主題またはパガニーニのテーマと呼ばれるゆえんです。



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